空飛ぶアルコールランプ   

2006年 12月 13日
アクセス解析の検索ワードでこんなのがありました。

 「理科 アルコールランプ 事故例」

そうそう!
実はアルコールランプはガスバーナーよりも扱いに気を付けなければならないのです。

 『燃料が液体なので不安定な場所に置けば転倒し、アルコールがこぼれて周囲に引火する』
 『炎をアルコールランプ同士で点けると、アルコールがこぼれて周囲に引火する』
 『アルコールランプの芯は5mmとしなければ、調度良い炎が得られない』

・・・なんてのは当たり前です。結果が想像できますよね?
では 『アルコールは8分目まで入っている事を確認する』 理由はなぜでしょうか。

正解は ”アルコールランプ容器内で爆発限界を作らない“ ためです。
これを知ったのは大学時代でしたが、本当に予想外でした。

気化したメタノールと空気が爆発可能な混合比になっており、引火する温度に達している・・・この条件を爆発限界といいます。

要はアルコールランプの上では炎がバンバン上がっているわけですし、熱によってエタノールは気化していきますから、爆発可能な条件は揃っている訳なのです。

c0104662_2353537.gif大学時代の恩師は小学校教員をやっていた頃、使用中に爆発限界となり、アルコールランプの芯を2メートル程飛ばしたそうです。
(哀れ、生徒は髪が焦げたとか・・・)

このような事故が起きる確率は低いのですが、やはり気を付けねばならないものですね。
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by aniline-black | 2006-12-13 22:54 | 実験・観察